2007-07-19

もう一度行ってみたい場所:Plymouth MA






Plymouth Rockに刻まれている1620という文字が、頭に刷り込まれている。メイフラワー号がここプリマス港に帰着したのが、今から400年少し前。今でもプリマスプランテーションを訪れると、イギリスから渡ってきた人びとの暮らしを見て取れる。

マサチューセッツということばは、トウモロコシをもらって命をつなぐことができた命の恩人であるネイティブインディアン、マサソイからきたという話をプリマスで聞いた覚えがある。トウモロコシの収穫を祝う感謝祭の由来もWax Museumの展示から知った。

あれからたかだか400年で、アメリカの発展は目を見るばかり。そして世界の発展、膨張もすごいスピードで進んでいる。これまでの人口増加や、経済発展の推移をグラフで表わせば、まさしく The Long Tail。この400年がHeadで急激に人口もGDPもエネルギー消費も増大し、それまでの1000年、10000年のカーブはまさしくLong Tailになっているに違いない。

Plymouthはそういうことを考えさせられる場所だが、家族とこの土地を訪れたときには、うらびれた港街にひっそりと海に面して佇むレストランで、Lobster&Crab Meat Sandwichを食べたことだけ、鮮明に思い出す。食べ物の記憶こそが、すべてにまさる思い出となるのは、生き物の悲しい性か。それにしてもおいしいサンドイッチだった。

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