2008-05-31

恵比寿の香月に行ってきました



恵比寿には有名ラーメン店がひしめいています。

わが家のお薦めは香月(Kazki)です。実は、昨晩Zestでステーキなどをたらふく食べた後、若さにまかせて(?)ラーメン・ギョーザを食べに立ち寄りました。

例によって25席ほどあるカウンターは一杯、お客さんが席をつめてくれてやっとみんなで席を確保。すかさずヱビス生ビールとギョーザを注文しました。

仲間はみなステーキで満腹状態。おいしいのですが、食が進みません。そこをわたしだけ悠然とビールとギョーザを堪能する姿を見て、仲間からは驚きとあきれたとの反応が。

ここまできたらおいしいいつものラーメンを食べない手はありません。いつもの正油ラーメンを太麺で注文しました。ギョーザでもうお腹一杯と悲鳴をあげていたメンバーも、つけ麺(細麺で辛くして)やら塩ラーメン(細麺で)とかいろいろ注文を出し、結局はラーメン老舗の香月の味を満喫していました。

やはり、恵比寿に来たら、香月に寄らない手はありません。絶対お薦めです。

佐伯泰英 『密命 見参!寒月霞斬り』



TVドラマ化!という情報が入り、すぐにその気になって読んでしまいました。

佐伯泰英の古着屋総兵衛シリーズは、ダラス出張機内での愛読書となっていることはこのBlogでもご紹介しましたが、今度は密命シリーズです。

五代将軍綱吉没後、柳沢吉保が権力を失う中で起きた豊後相良藩2万石の小藩が抱える難題を切りさばく下級武士金杉惣三郎の物語。実に痛快です。

金曜夜放映のTVドラマはまだ見ていないのですが、こちらも楽しみです。

恵比寿のZESTに行ってきました








恵比寿は4月に会社にはいったばかりといった若い人たちでにぎわっていました。

私たちは、以前一緒に仕事をしていた仲間同士、不思議な縁でまたまた一緒に仕事をすることになり歓迎会を恵比寿のZESTで開催することに。

お店はご覧の通り、倉庫を改装したようなオープンスペースに大きなシャンデリアが天井からドーンとぶら下がっています。1階の大きなテーブルを囲む若くて楽しそうな集団を2階の席から眺めつつ、こちらも若者に負けず劣らずおいしいステーキ、スペアリブなどなどをバクバク食べました。

今回おいしかったのは、有名なコブサラダ。なんでもロサンゼルスのレストラン、ブラウンダービーのオーナーであるロバート・コブさんが考案したサラダとか。レタス、アボガド、トマトにゆで卵、カリカリのベーコンがトルティーヤチップスの上にどっさりのってでてきます。

これをスプーンでバリバリとこわしながらかき混ぜていただきます。ハニーマスタードのようなほんのり甘いドレッシングが効いていました。

コブサラダといっても、ようはとりあえず残り物をサラダの材料として混ぜてつくるもののようで、いろいろな種類があるようです。これからもいろいろなコブサラダを試してみたいと思います。

2008-05-24

都立大学の鳥はるに行ってきました












知る人ぞ知る、都立大学の隠れ和懐石の店、鳥はるに行ってきました。

実は、店主はマスコミ大嫌いと聞いていたので、このBlogでご紹介しようか迷っていたのですが、BS-iのテレビでおなじみの吉田類さんの『酒場放浪記』ですでに紹介されていることを見つけ、えい、私も紹介してしまえと意を決したわけです。

場所は東急東横線都立大学駅から徒歩3分、いかにも赤提灯という店構えで、5年以上前にはじめて行ったときには、「なあんだ、焼き鳥屋か」が偽らざる第一印象でした。

カウンタ席が13あるだけの文字通り焼き鳥屋。20年以上前に壁に張り出されたかとおぼしき煤けたメニューを見ても、いわゆる焼き鳥だけ。ところが、カウンタ席にすわり、「まずはビール」をいただいていると、ご欄のような季節、季節の香りを盛り合わせた皿が感じのいいおかみさんからそっと差し出されます。

これにはびっくり。食べてまたびっくり!!

「ううっ、うまい」特に、コリッコリのにこごりなんて、「こんなの食べたことない」という具合です。

その後は、店主の術中にすっかりはまって、あれよあれよという間においしいものを次々といただき、見ると夜はすでにふけて、終電の時間が近づいているという状況とあいなります。

お店で季節ごとに出されるおいしい料理は、flickrという写真掲載サイトにきれいに整理されています。やっぱり、この店に感動している人が日本にはたくさんいるんですね。

ちなみに今回は、写真のくちこを『天地水楽』と『Kozuru』の両方のいも焼酎とともにいただきました。この焼酎は、鹿児島の小正醸造の逸品です。こちらもお薦めです。

2008-05-23

ダラスのおみやげ(2)







ダラス出張のおみやげについて、以前このBlogにも書いたことがあります。

今回は、チョコレート。空港のロビー内にチョコレート・ファクトリーという店があり、いろいろな手作りのチョコレートを売っています。今回は、一番お手頃なバー・チョコを買ってきました。

それからあとは、例によってスーパーマケットで買い求めたいろいろな袋入りのおやつ。きれいな箱入りの高級チョコレートよりも、こうしたおやつ類の方が喜ばれます。

2008-05-18

テキサスの地ビールShiner Bockは中華料理にも合います







テキサス出身の人が薦める地ビール、Shiner Bockを今回も堪能してきました。

前回は、このBlogでもご紹介したスペアリブのレストラン、Bone Daddy'sで飲んだのですが、今回は中華料理屋で飲んでみましたが、なかなかいけます。

Shiner Bockは調べてみると、Spoetzl Breweryというサンアントニオにあるテキサス最大の地ビール会社の主力製品。テキサス最大といってもテキサスのビール消費量の1%を占めるだけ、55人の小さな会社のようです。

ですが歴史は古く、1909年創業。その後、禁酒令により苦難を強いられ、アルコール解禁後も大手ビール会社の市場独占で苦しい経営を強いられましたが、近年は販売量を倍増する勢いのようです。

そもそもShiner Bockは、ドイツからの移民の手によって作られたビールだそうで、チェコ風のダークビールに近いといわれています。泡があまりたたず、苦味もなく、スイスイ飲める口当たりのよさが評判で、テキサスの人はビールといえばこれというブランドを築いているようです。

ちなみに、一緒に仕事をしているプロジェクトメンバーがこのビールを注文するときは、「シャイな僕」という調子で、名前を覚えているとのこと。とてもシャイな人と思えない方が言っているので笑えるのですが、テキサスにおいでの折は、「シャイな僕」を思い出していただき、お試しください。

ダラスでまたまたベトナムラーメンを食べました







昨日、予定通りダラス出張から帰国しました。

今回もいつものホテルに泊まり、いつも通りおいしいベトナムラーメン、Pho(Beef Noodle Soup)を食べてきました。ホテルは依然部屋のリノベーション工事中ですが、緑がすっかり濃くなって、中庭のプールでひと泳ぎできるのも間近。

写真は、出発前の成田空港で写したJALのジャンボ(実際に搭乗したのは隣のゲートに停まっていたアメリカンの777)、ホテルの中庭の様子です。

そしてPhoの写真は注文したExtra Large Beef Noodle Soup。どのぐらい大きいボールででてくるかよくわからないと思いますが、隣のモヤシ、香菜がのった皿から想像してみてください。両手で抱えないと持てないぐらいと表現しておきましょうか。

今回感じたのですが、Extra Largeといっても、米粉麺が多目なだけで、牛肉などの具の量は決して多くないこと。まあ、そうはいってもLargeが7ドルぐらい、Extra Largeが7.75ドルというぐらいの値段の差ですので仕方ないですね。

これを昼に食べると、さすがにお腹いっぱい食べたと感じるのですが、3時過ぎるころにはもうお腹がすいてくるのですから不思議です。飛行機の長旅の後は、まずはこうした消化のよい昼食を取ること。お薦めです。

2008-05-13

佐伯泰英 『異心』


今週からダラスに出張で来ています。これで毎月1週間のダラス出張も6回目。さすがに、アメリカン航空の機内食も飽きがきました。でも、全く機内食への期待がなくなった分、不満も少なく、自然体で受け流せるようになりました。

今回も、出張には佐伯泰英の古着屋大黒屋の活躍を描いた時代劇ものを持参し、読了。元禄赤穂浪士の討ち入りを阻止せんとする柳沢・北町奉行の暗躍と、幕府を守る影の大黒屋一党の活劇は、機内で読むにはもってこい。ワンパターンだからこそ、水戸黄門や西部劇を見た後のような爽快感がありますね。

そういうわけで、今回の出張も今のところおかげさま順調です。ダラスには予定到着時刻の1時間も前に着陸。ほっとする間もなく、入国審査場の大混雑に巻き込まれました。これはVisitor対応の入国審査官の早番が2名しか出勤していないため、窓口が乗客数に対して不足していたから。

ああ、やっぱりいいことばかりではないか、とこちらも米国出張につきもののハプニングに慣れてしまったせいか、少しも腹がたちませんでした。

2008-05-10

奥田英朗 『空中ブランコ』


2004年第131回直木賞受賞した『空中ブランコ』をはじめとする5編の短篇小説を集めた、とんでもない精神科医伊良部一郎シリーズ。

読み始めたときは、ありえないという思いが、いつのまにか、そういうことってよくあるね、に変わってしまうような小説。伊良部一郎は、ニューヨーク・ヤンキースに移籍した伊良部投手のような体型かなと想像して読みました。

2008-05-09

グレイハウンド・バスの旅:うれしい知らせ

この5月連休中、昔を思い出して書いたバス旅行についてのBlog記事を読んで、一緒に旅した友人から長いメールを頂きました。

いわく、お前の記憶は間違っている。

以下は、友人からのメールの抜粋です。この友人は昔からクイズ番組(タイムショックはじめ)に超強い人で、あの記憶力はどこからくるのかと、仲間内でも恐れられていた人。今、メールをもらってその記憶力に改めて驚嘆しています。

バンクーバー⇒(カレンちゃんの弟に五目並べで負けた)サンフランシスコ(ニューヨークホテルではありません。アーリントンホテルだったと記憶、5ドルちょっとシャワー無しと7ドルちょっとのシャワー付き)
⇒ヨセミテ(XXX女子大のお二人でした、何もしていません。国立公園内の何でも持ち帰ったら罰金500だったか1500ドルと書いてあった。人間の頭くらいの大きさの松ぼっくり覚えてますか。)
⇒ヨセミテの次はラスベガスではなく、ロスアンゼルスへ(スティルウエルホテル、ツインで12ドルだったか。当時は米国入国にはビザが必要でしたが、いったんメキシコに出てしまうと、もう一度米国に入ることはできないのではという不安があった訳です。)
⇒ラスベガス(ネバダホテル、いくらか忘れたが安かった記憶あり、10ドルくらいではなかったか。大きな一ドル硬貨は記念として今でも持っています。)
⇒グランドキャニオン(ブライトエンジェルロッジ。いい名前です。)
⇒フィニックス(フェニックスと言ったらフィニックスであると直された。ザ・アダムス、2人で30ドル。夜遅くバスがついたので選択の余地なし。当時は高いと思った)
⇒グアダラハラ(ペドロだかパブロだか調子のよいメキシコ人が翌日迎えに来るとかなんとか言ってて来なかった。一緒に行きましょメキシコシティなどと日本語をしゃべっていた。)
⇒メキシコシティ(ホテル・デカルロ、闘牛)
⇒(飛行機の中でAvisa Toursのサラ・ブランコさんという女性とお話をした記憶があります。犬か猫を連れてEverything is education.と言っていたおばさんも居た。何でこんなこと覚えているのだろう。)ヒューストン(確かにNASAのホリディーインに飛行場から米国人の夫婦が連れて行ってくれた、二人で24ドル。そのご夫婦にディズニーランドという単語が通じなかった。何度か言ってやっと、オー、ディズニーランドとディのところにアクセントがあって初めて通じるのだと悟った。)
⇒夜行でニューオリンズへ(901ナインオーワンホテル)
⇒ワシントン(YMCA14ドル。グレーラインの観光バスツアーでしたね)
⇒ニューヨーク(行く前は、ワシントンとニューヨークの距離は東京と横浜くらいと思っていました。確かバスで6時間かかったと記憶します。マンハッタン島一周は3時間でしたが当時は長く感じられました。今3時間は全く苦にならない時間です。エンパイアステートビルには行きましたが、9・11で崩壊したツインタワーにはいきませんでしたね。)
⇒モントリオール(ローレンシャン、僕は散歩、貴兄は映画ジョーズを見た。)
⇒カルガリー(近江ステーキハウス経営者のお宅泊)
⇒バンフ(バンフスプリングス、45ドルが半額か半額になった結果が45ドルだったか。レンタカーを借りて動き回ったのは大正解。ペイトンレークではなくペイトーレークです。)
⇒バンクーバー

出発前に二人でグレーハウンドバスのアメリパスを購入した旅行代理店があった日比谷パークビル(CP Airの事務所もあって中野良子に似たきれいなお姉さんが居た)は最早なく、ペニンシュラホテルになってしまいました。32年近くも経過しています。


いやはや、おっしゃる通りでした。

友人のメールから、ますますあのバス旅行がその後の自分の人生に深く関わっていたと思いなおしました。
一つは、メキシコシティにも行っていたこと。ここもその後仕事で何回か訪問。テキーラの飲み方もここで覚えました。二つは、モントリオールで見た映画『ジョーズ』の撮影場所は、ニューヨークで住んでいたロングアイランドのジョーンズ・ビーチ。住んでいた当時、それこそ毎月撮影現場の海岸に散歩にでかけました。

あの時お世話になった方々、改めまして心から御礼申し上げます。

2008-05-06

歌野晶午『長い家の殺人』


ダラス出張の機内で読んだ歌野晶午が16年前に書いた処女作、『長い家の殺人』を読みました。

初めて読んだ『死体を買う男』と、あまりにタッチも違うので、本当に同じ著者の本かと思うほど違う作品でしたが、学生時代の音楽の仲間をめぐる殺人事件は、荒削りながらも勢いもあり、きっと著者には記念すべき処女作なのだろうなと感じました。

オランダのキューケンホフ公園






きょうニューヨークタイムズを見ていると、気になる一枚の写真がありました。これって、何かなあ?

解説を読むと、オランダのチューリップ畑とあります。そこで、昨日見つけた新しい楽しみ、行ってみたことのない場所を調べて、行った気になるをさっそくやってみることにしました。

オランダは、仕事で10年ぐらい前にアムステルダム空港に行ったことがあります。本当に飛行機を乗り継いだり、空港に隣接するホテルに1泊しただけ。オランダはどこにも行ったことのない国です。今調べてみると、空港からバスで1時間ぐらい行ったところに、世界一大きなチューリップの公園、キューケンホフ・ガーデンがあるようです。

季節は4月、5月のチューリップが咲く頃。7百万株の球根が植わっているとのこと。また、すぐ近傍には世界有数の花市場もあり、世界の花相場はそこで決まるようです。

昨日、青いばらをご紹介しましたが、きょうは黒いチューリップをご紹介します。

2008-05-05

ベトナムラーメン食べに銀座へ







ベトナムのことを調べていたらたまず、家族で銀座にPhoを食べに出掛けました。

以前ご紹介したニャー・ヴェトナム。Pho、生春巻き、デザートのセットがお得です。

銀座は、きょう子どもの日はパレードでにぎわっていました。ソニービルを裏手に抜けて、静かな通りにでると、ひっそりとした花屋があります。今時分はどこの花屋も母の日のカーネーションで埋め尽くされていますが、この花屋、ばらでいっぱいでした。

いわく、レインボーローズ。そして、花言葉は「かなわぬ望み」の青いばら。じっくりご欄ください。

そして、銀座は花屋ばかりではありません。ストリートのちょっとしたところにも、小さな花かごが飾ってあります。こちらも、いい風情で、いかにも銀座ですね。

今、このBlog、頂戴したベトナム・コーヒーを例のベトナム独特のパーコレータでいれ、味わいながら書いています。うまいです!