2008-05-03

ロサンゼルス発メキシコ行き(1)







ロサンゼルスで本屋に行き、スペイン語入門の本を買い、uno、dos、tresだけ覚えて、メキシコは古都グアダラハラに乗り込みました。

なぜ、グアダラハラに行くことにしたのか、なぜメキシコシティではないのか、全く覚えていません。とにかく、グアダラハラ空港に着いてからホテルを予約するのも一苦労。全く英語が通じないのです。なんとか予約できても、今度は行き方がわかりません。空港からホテルまでどれぐらいの距離かも。

とにかくタクシーを捕まえて、片言の英語を話すドライバー(当方大して流暢な英語を話せたわけではありませんが、なぜか自分たちの英語をさておいてそう感じたものでした)を信用して乗り込みました。ところが、メータが壊れていて使い物になりません。路の両側は赤土で荒れ果て、家も店も何もない荒野が延々と続きます。

どこに向かっているのか、いったいホテルにはいつ着けるのか???不安。

でも、ホテル前まで到着した時はほっとしました。ところが、料金で揉めました。大きな数字をスペイン語で言えるはずはなく、友人は筆談で必死に交渉しています。なんと、最初空港で聞いた値段の2倍ぐらい吹っかけられていたかと思います。帰り道の分まで請求されたのかもしれません。

ホテルに無事ついただけでもめっけもの。さあ、ほっとしてお腹がすきましたが、店はすべて閉まっています。日曜日にはすべての店が閉まるという『常識』にはじめて遭遇したわけです。

グアダラハラでは、よい思い出はひとつもありません。せめて闘牛でも見物したいと思い切って出向いたのですが、闘牛士のかっこよさと比べて、殺される牛が哀れでした。あそこまでやるかなあ.....

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