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中禅寺湖から奥日光につながる街道は、ロマンチック街道と名づけられている。名前の通り、湯滝、龍頭の滝といった奥日光三滝もいいし、戦場ヶ原の湿原もいい。三本松からバスで湿原の奥の奥まで行き、そこから板道を伝って湿原を走破するコースが人気があるようだ。
われわれは初心者コースを選んで、戦場ヶ原の湿原を少しだけ体験してみた。雷に打たれて倒れた木の幹から、新しい樹木が立ち上がっていたり、熊に注意の看板がいたるところにある鬱蒼とした森を抜ける。と、突然視界が開けて、広い湿原が現れるといった具合。
途中、それでも道に迷うこともある。最初はたくさんの人と一緒に歩いていたが、しまいには家族3人だけになる。森の気配が濃い。そんな中を黙々と歩いていると、「トトロの世界」を真近に感じることができる。
やっとの思いで三本松の駐車場まで帰り着くと、そこにも野生の鹿がいた。
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