とうとうカリフォルニア州立大学(UC Berkeley)の講義までタダでYouTubeで見られる時代に突入した。
10月3日にUC Berkeleyのホームページに掲載された記事によると、すでにYouTubeのBerkeleyサイトで、300時間を越える講義を録画したビデオが見られるという。今後、これを3,500時間まで拡大する計画のようだ。
少し講義リストを見てみた。2005年10月にGoogle創設者の一人、Sergey Brinが30分ほど講演したビデオもあり、すでに5万人弱の人が閲覧している。
20年前以上前にMITに留学したが、入学するまでの審査、手続き、高い授業料、時間の制約も考えると、これは革命的な出来事といえる。少なくとも、これから大学で勉強したいという学生にとって、大学の講義というのはこういうもの、と事前に体験できることが貴重だ。きっと、入学前にどの専門の勉強をしたいか、選択に迷う人も多いと思う。そういう人にとっても体験学習ができるという点ですごいサービスだ。
もちろんリタイヤした人も、自由に外出できない人も、これからは自宅で勉強することもできる。時間が有り余って何をしてよいかわからず思い悩んでいる人にとっても朗報といえる。
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