2008-06-08

佐伯泰英 『密命(2) 弦月三十ニ人斬り』


今回のダラス出張で読んだ本は、佐伯泰英『密命シリース』第二弾。

豊後相良藩留守居役に就任した金杉惣三郎が、八代将軍吉宗の将軍宣下を巡る尾張と紀州の確執に巻き込まれる話。またまた痛快な物語で、ダラスに向かう機内は退屈せず、過ごすことができました。

金杉惣三郎の大活躍により、豊後相良藩はなんとか藩お取り潰しにあうことなく生き延びたのに、肝心の惣三郎はまた藩から追放され、野に下ることに。この辺がドラマチックで、なんとも捨てがたい魅力なのかもしれません。

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