今年最初に読んだ本は、アーシュラ・K・ル=グウィンのゲド戦記第二巻、The Tombs of Atuan。
第一巻を読んだのは2年前、それからずっと読めないまま積読の一冊だった本でしたが、正月から読み始めてとうとう読み通すことができました。
実は、写真の3冊のペーパーバックは、1994年ポートランド在住の時にPowell's Bookstoreで購入したもの。この本屋は西海岸最大の売り場面積を誇るといわれている書店で、ポートランドに数店店舗展開していて、オレゴニアンが誇りにしている本屋です。売り場は、子ども絵本コーナーからはじまって、SF専門のコーナーもあり、とにかく品揃えが豊富です。
ゲド戦記の著者、アーシュラ・K・ル=グウィンも実はポートランド在住の作家ということもあり、アーシュラ・K・ル=グウィンの著作コーナーがあるぐらい人気作家となっています。
購入してから10年以上ほおっておいたわけですから、気にはなっているものの、私にとってはとっつきにくい作家の一人だったわけです。家族が先行してこの本を読んで、おもしろいと紹介してくれたので、いよいよ読む気になったわけです。
今、第3作目を読んでいます。ポートランドのような大自然の中で、冬のみぞれが降る寒い日に、暖炉の明かりでゆったりとこの本を読んだら、いいだろうなあと感じています。
家族が一番好きな一文を以下に引用させていただきます。原文はとても詩的でリズムがなんともいえません。
ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
Only in silence the word,
only in dark the light,
only in dying life:
第一巻の最終章、The Open Sea、を著者自身が朗読しているMP3ファイルがアーシュラ・K・ル=グウィン公式サイトからダウンロードできます。すばらしいですよ。ぜひ、お試しください。
0 件のコメント:
コメントを投稿