2008-01-05
萬年青(おもと)を知ってますか?
正月も終わって、今年がスタートして早や5日。
今年は写真のフォトレタッチに挑戦するとお伝えしましたが、実は10年も前に亡くなった父は萬年青(おもと)が趣味で、温室に何百鉢も育てていました。
おもとの歴史はよく知りませんが、おもとには一つずつ名前がついています。「天光冠」、「富国殿」とか、葉の形、葉の模様などで品種をいくつにも分類していて、それぞれに名前がついているということのようです。
子どもの頃からおもとを見て育ちましたので、わたしもよいおもと、それほどでもないおもとは見るとなんとなくわかります。
おもとの全国組織としては、社団法人日本おもと協会が有名で、毎年銘鑑を発行しています。これはいわば番付表で、上の方の大きい字で、それも金文字で書かれている品種は有名で、値段も高い、持っていることを誇れる品種といえます。
父は、実からおもとを育てるのが好きで、花が咲いて異なる品種を交配することで、いわゆる新品種を生み出すことに精力を傾けていました。そして出来上がったのが「常盤獅子(ときわじし)」です。父が生みの親、名付け親ということになります。今、銘鑑をみて見ると、なんと一番上、「別格稀貴品」の欄に名前がでています。
父の死後、お世話になった三光園の方はじめ、知り合いの方に引き取っていただいたおもとが、芽をだし、次第に株分かれして大きく育ったようです。なんとはなしに嬉しい発見でした。
今、人生の第3クォータ(第4クォータ?)にいるわたしですが、これから頑張って、後に残るものをつくらないと!!
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2 件のコメント:
万年青の話が出ていてびっくりしました。私の親父も40年ぐらい前から熱心に栽培しています。いまとなっては毎年日本おもと協会の全国大会に出品することが親父の唯一の生甲斐となっているようです。今年の茨城の大会にも出品しています。古沢繁次というのが親父の名前です。富士の図という品種で今年も賞を頂いているようです。
(http://www.omotonoa.com/meihinten/taikai62.html)
hiroshiさん
コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
富士の図、拝見しました。立派な萬年青ですね。わが家の父も富士の図を大切にしていたことを思い出しました。
萬年青の大会が都内大丸デパートなどであるといつも出掛けていましたので、どこかでお目にかかっていたかもしれませんね。
水ごけ管理とか、水やりとか、手間がかかる分、愛着がわくのでしょうか?きっと、はまってしまうのですね。
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