2008-03-02

湘南の海、相模湾の海




鎌倉霊園から雪ノ下を抜けて、鶴岡八幡宮、由比ガ浜にでる道をたどることにしました。

鎌倉は家族にとって、それぞれ懐かしい場所で、子どもの頃の思い出がたくさんあります。久しぶりの湘南の海は夏の喧騒と違う静かな顔でわたしたちを迎えてくれました。

江ノ島を過ぎて、辻堂、茅ヶ崎の浜は広々としてトビが高く、低く飛んでいて、もう春そのものでした。途中、ストレッチのために休憩した場所には、ゆったりと砂浜を散歩する人の姿も。

子どもの頃、この道を通ると防砂林の松林が左手にずっと続き、背のまだ低い松林越しに海が見えたものでした。今はその松が大きく育ち、本当の松林になっていて、もう海は見えません。これにも家族そろって、年をとるのも当たり前と感心しました。

相模湾はどこまでも穏やかで、目的地の熱海まで海の景色を満喫しました。滞在したホテルは、熱海伊豆山の高台にあり、部屋からは初島、伊豆半島の山々が望めました。

海を高いところから見渡すと、海面がうねっている様子が手に取るように見えます。海が、一枚の薄手の紙のように大きくうねる姿を飽きずに眺めていました。

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