思わぬところで、知り合いの知り合いが共通の友人、ということが起きます。なあんだ、世の中狭いな、と感じることがよくありませんか?
このたび、娘の学校の担任の先生が、実は連れ合いの高校のときの校長先生のお嬢さんであることがわかりました。なあんて偶然なんでしょうと驚きました。でも、一説によると、「六次の隔たり」といって、知り合いの輪をたどっていくと、6番目まで先のつながりをたどると、世界中の人にたどりつけるという実験結果があるとのこと。
例えば、1人の人が10人の知り合いを持っているとすると、6番目まで先の知り合いとなれば、10の6乗で、100万人をカバーできると考えられます。1人が22人の知り合いを持っていれば、22人の6乗は1億1300万人で、日本の人口をほぼカバーできる勘定になります。
こうした人のネットワークは、携帯電話に何人のe-mailアドレスを保持しているか、その携帯電話を使ったコミュニケーションが同時に行われると、あっという間に噂や、商品の悪評、好評のニュースが日本中、世界中に広まるという恐ろしい効果を持つわけです。
「口コミ」の宣伝効果が大きく見直される理由もわかる気がします。
イギリスのあるゲーム会社は、Find Satoshiとして、日本人の写真を掲載し、この人を探してください。この人は日本人で、名前はSatoshiといいます、という情報だけを提示して、Satoshi探しを呼びかけています。どなたか、Satoshiさんをご存知ありませんか?
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