2026-05-07

第二歌集 桃色ひとつ

3月になって歌を詠みだしてから、庭の景色が変わっていくさまに毎朝驚かされた。

庭が色づくのは、おかめ桜が最初。濃いピンクの花をつけたと思ったら、たちまち庭のそこだけ春が来たようだ。

春といえば、野球の開幕。大谷の打撃練習は、打った球が目にもとまらぬスピードで5階席まで飛んで行った。食品の値上げも春の恒例行事、確定申告もはじまった。今年も昨年同様スマホで完結。昨年より病院支払いから薬代までデータ連携できて使いやすくなったが、マイナンバーで認証してデータ連携するには、マイナンバーのいくつかのパスワード入力が必要で、あれなんだっけ。。。。と高齢者にはちょっとやさしくないサービスで、戸惑った。

春の行事が目白押しで、今年もあっという間に春が来た。














色あせた冬の庭におかめ桜桃色ひとつもう春の色

いかなごの釘煮届くや届かぬや明石の海に春は来れども

買ひし日のバーナー試す夕餉かなサワラひと炙り家族みなほほえむ

休日はマックのホットケーキ定番でことしも値上げ家族ざわめく

いつものブラックを退院半年経て飲めば戻れるだろうか香りは変わらず

野球は変わるピッチクロックでビジネス揺らすぞAIの風よ

白球の五階席への放物線一拍ののちどよめき満ちぬ

病院も年金も確定申告も高齢者こそマイナンバー要るパスワード覚えきれず

大股にわれを追ひ越す若人に小股に歩む今のわれかな

常夜灯十年使った電球切れLEDにしたら足もと昼みたい

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