10年ぐらい前から、パソコンで絵を描くことに挑戦しています。
このブログでも以前ご紹介したかもしれませんが、最近では絵を描くためのパソコンソフトやタブレットもだいぶ進化しました。
今は、ソフトはAffinityを使っています。当初、有料版を購入して使い始めたのですが、最近Affinityの会社(Serif社)がCanva社に買収されて、ビジネスモデルを変え無料でソフト提供をはじめました。
無償版といっても、有償版と全く同じ機能を持ち、それどろか有償版当時は、3つのソフトにわかれていた機能を1つに統合して使いやすくもなっています。
ツールの話はさておいて、安野光雅さんの話。子どもの絵本としていただいたり、買い足したりで、いつのまにか10冊ほど手元にあります。
絵の勉強のため、安野さんの絵を模写したりして練習しました。今日は、安野さんが海外へでかけて写生しているところと、旅の絵本からの1枚、わたしのスケッチ(パソコンで描いた)をご覧いただきます。
以前、このブログに書いたとばかり思っていましたが、間違いでした。知人へ送った手紙に書いていたことを思い出しました。以下、その時書いたメッセージを再録させていただきます。
----------------------------再録メッセージ(2021年1月当時の)ーーーーーーーーーーーーー
今年に入って、安野光雅が年末に世を去ったという悲しい知らせが届きました。94歳とのこと。
家族にとって『旅の絵本』は、子どもの成長とともにページを何度も何度もめくってきた大切な本。訃報を聞いて、書棚から旅の絵本シリーズをどっさり取り出して改めてみんなで眺めました。描かれている不思議な世界は、今見直しても新しい発見があります。
ことにアメリカの旅では、家族がよく知っている風景がたくさん出てきます。ニューヨークのセントラルパークの木々には、セントラルパーク・ズーの動物たちが葉っぱの中にたくさん描かれていました。ハワイとアラスカが一枚の絵の中に登場したり、旅の絵本の中は、きっと安野さんが旅した時の思い出が、時間と空間を超えて一つのイメージとして物語になっているに違いありません。
ロンドンにあるJAPAN HOUSEという日本文化を紹介する施設では、ANNO's Journeyというオンライン常設展示が安野光雅の世界を丁寧に紹介していることを、この度はじめて知りました。世界の人びとにとっても、ANNO's Journeyは別の角度から観た自分の国を教えてくれる貴重な窓になっているのかもしれません。
家の本棚から取り出した旅の絵本シリーズは、祖母が孫に買ってくれた大切な絵本ですが、観てみるとスペイン編には、安野光雅の署名がありました。何でも、横浜で展覧会が開催された折り、祖母が行列して署名をもらってきてくれたことがわかりました。不思議な絵本の世界を贈ってくれた今は亡き人たちに感謝します。
わたしも安野光雅の絵本に魅了されて、ここ数日描く絵はすっかり安野先生風になっています。Boston Faneuil Hallも安野さんが描くとこんな感じではと、勝手に思っています。



