今、短歌の勉強中です。
永田和宏「作歌のヒント」はすごい本です。
47ものヒントがすらっと並んでいますが、ひとつずつ具体的な秀歌をあげて解説し、どうしてそれが作歌につながるか、わかりやすく、かつなるほどとうなってしまうように解説してくれています。
ヒント31「引用するつもりでー本歌取り」の次のことばに触発されて、いくつか歌を詠みました。
かつて古典和歌には、本歌取りという手法がありました。。。。(藤原)定家によって体系づけられ本歌取りは、なかなか面倒な規則を持っていました。。。。
現代では、もちろんそのような本歌取りの規則などは存在しません。そして規則に縛られることなく、先人の作品を「引用」というつもりで、もっと積極的に取り入れてもいいのではないかと、私などは思っています。。。。
歌を 作るという行為は、自分の感覚だけが頼りの孤独でしんどい行為に違いありません。しかし自分の感覚だけに閉じこもると窮屈になりすぎます。利用できるものは何でも取り入れてやろう、という風通しの良さがおもしろい歌につながるように思います。
「旅を栖家とす」
旅を栖家とす難しきわれはテレビで旅番組観て栖家とす
嵯峨へは一里京へ三里といへども遠きにありて歌読みて想ふのみ
男ありけり身を用なきものと思ふ日は今できること今日やらう
ぢっと手を見る人多しわれも痺れの残る手をさすりつつ見る
泣きぬれて何と戯れん泣く暇あれば絵を描こう歌を詠もう
横浜に空はないといふあなた、われらにはピアノの上に空あり
三つ四つ二つ雁など飛びゆく冬過ぎてセキレイ来れば庭も楽しき

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