2008-02-10

Opus Oneを飲みたい気分








ワインの中でも、Opus Oneはわたしにとって特別のワインです。

思い出してみると、この10年間の仕事は大変なプロジェクトの連続でした。その最初が、1998年からのサクラメントでの1年間のプロジェクトでした。当時、単身赴任でしたが、半年ぐらいしてサクラメントのアパートでの自炊生活にも馴れたころ、はじめてナパ・バレーを訪れ、オークビルの静かな街並みの中に、Opus Oneワイナリーを見つけました。

ワイナリーの門を入ると、まっすぐのアクセスロードが続き、正面に白亜のビルが聳えています。ピラミッドのような建物の正面にある大きな正面入り口ドアがとても印象的でした。テースティングはグラス1杯が当時は25ドル、昨年訪問した時は35ドルもしました。

Opus Oneのロゴがはいったグラスに注がれるワインはほんの少しだけ。それを大切に少しずつ味わうわけです。テースティング・ルームを出て、建物の屋上に上がると、眼下に広々としたワイン畑が見渡せます。夏の昼下がり、このテラスで風に吹かれながら飲むOpus Oneは、最高です。

プロジェクトメンバーとも何回か、このOpus Oneを訪れました。ですから、仕事が大変なときの合言葉は、この仕事をなんとかやりきって、みんなでOpus Oneを飲もう、です。

昨日も、今日も、実はわたしにとって、最近にないすばらしい出来事がありました。なにかとてもすがすがしい気分で、Opus Oneを飲みたい気分になり、このワイナリーのことを思い出しました。

0 件のコメント: